都市ガスユーザーの悩みを解決!
家庭用のガスの種類は「都市ガス」と「プロパンガス」が有ります。
プロパンガスは、”料金が高い”とか、”ぼったくり”等、様々な悪いウワサも聞きます。
(もちろん、良心的で安く利用出来る場合もあります!)
一方で、都市ガスユーザーならではの”よくある悩み”について。
都市ガスって、あまり悪いウワサを聞かないけど、悩みが有るの?
本人が気づいているかどうかは別として、デメリットも有ります!
よく有る悩みとして、「ガス機器の買替え費用が高い」
コンロや給湯器が故障して買替えの際、少しでも出費を抑えたい。
プロパンガスユーザーに比べて、機器代金が高い場合が多いのが現状。
なぜ高いのか。安く抑える為の方法を解説します!
1.都市ガスとプロパンガスの違い
2.都市ガスユーザーのよく有る悩みとは
3.なぜ、都市ガス用のガス機器は高い事が多い?
4.給湯器、コンロを安く交換する方法
自宅で使用中のガスが、都市ガスかプロパンガスなのか知らない人も。
その違いや見分け方も簡単に説明しながら、本題を解説。
都市ガスとプロパンガスの違い
そもそも、家庭用のガスには「都市ガス」「プロパンガス」の2種類存在します。
都市ガス
ガス会社のガス貯蔵タンクから、配管を通じて各家庭に供給。
一般的には、道路の中(地中)に配管を埋設しています。
「都市ガス」又は「天然ガス」と呼称されます。
一般的には、道路の中(地中)に配管を埋設しています。
「都市ガス」又は「天然ガス」と呼称されます。
プロパンガス
各家庭の敷地内に、個別のガスボンベを設置して供給。
定期的に配送員がボンベ交換をして対応。
一部、”簡易ガス団地”と言われる、集中プロパン方式も有る。
「プロパンガス」又は「LPガス」と呼称されます。
定期的に配送員がボンベ交換をして対応。
一部、”簡易ガス団地”と言われる、集中プロパン方式も有る。
「プロパンガス」又は「LPガス」と呼称されます。
メリットとデメリット
メリット | デメリット | |
都市ガス | ・ガス料金が安い ・敷地内にボンベ設置不要 |
・災害時の復旧に時間を要す ・機器代が高い(場合が有る) |
プロパンガス | ・初期費用が安い ・エリア関係なく供給可能 ・災害に強い |
・ガス料金が高い(場合が有る) ・ボンベ設置スペース必要 |
ガスの種類の見分け方
自宅のガスの種類がどちらなのか不明な方が意外と多い。
よって、簡単に判別する方法を解説。
①敷地内にボンベが設置してあるかどうか
敷地内に、ガスボンベが有れば「プロパンガス」。
一部、集中方式と言って、自宅敷地内に無い場合も有るので注意。
一部、集中方式と言って、自宅敷地内に無い場合も有るので注意。
②ガス漏れ警報器の設置位置
都市ガスは空気より軽く、プロパンガスは重い。
”ガス漏れ警報器”の設置場所に違いが有ります。
都市ガス:天井の近くに設置
プロパンガス:床近くに設置
稀に設置してない場合も有るが、通常はコンロの近くに有る。
”ガス漏れ警報器”の設置場所に違いが有ります。
都市ガス:天井の近くに設置
プロパンガス:床近くに設置
稀に設置してない場合も有るが、通常はコンロの近くに有る。
③ガス機器の銘板シール
①②の両方で、確認できない場合の最終手段。
コンロや給湯器には”銘板シール”と言って、型式や製造番号を記載のシールが有ります。
その中に、”ガスの種類”に関しての記載も有ります。
コンロや給湯器には”銘板シール”と言って、型式や製造番号を記載のシールが有ります。
その中に、”ガスの種類”に関しての記載も有ります。
都市ガス補足
その他、都市ガスとプロパンガスの違いについては
参考記事:プロパンガスと都市ガスの違い⁈
都市ガスユーザーのよく有る悩みとは
ガス料金が安く、ボンベの設置スペースも不要。
プロパンガスしか選択肢の無いエリアの住人からすると、良い事ばかりのようにも思えます。
よく有る悩みは⁈
ズバリ、「ガス機器の購入費用が高い」場合が多い。
実際には気づいて居ない人も多いですが、「安く抑える方法」を聞かれる事も多々あります。
プロパンガスの販売店での、販売価格と比較すると、確かに高い設定の場合が多い。
給湯器やビルトインコンロは、種類にもよりますが、高価な買い物。
定価で約10万円~50万円くらいします。
同じメーカー品を購入するなら、なるべく費用は抑えたいですよね!
コンロも給湯器も、生活する上で必要なもの。
壊れたり、寿命がきた場合には買替え購入が必須となる。
そんなお悩みについての、お助け知識を伝えます!
なぜ、都市ガス用のガス機器は高い事が多い?
どうして、都市ガス用の機器販売の方が、高額設定な場合が多いのでしょうか?
仮説を立てて、予想をしながら見ていきます!
①ガス機器メーカーの価格設定が高い?
⇒違います!
ガス機器には、同じ製品で「都市ガス用」「プロパンガス用」の設定が有る。
メーカーの設定価格としては、ほとんどの場合、同じ定価設定。
更に言えば、メーカーからの出荷金額(原価)が特別高く設定される事も無いようです。
②都市ガスエリアは金持ちが多いから?
⇒違います!
都市ガス供給エリアは、ある程度街中だったり都市圏が多い。
しかし、全員が金持ちかと言えば、もちろんそんな事は無いですね。
お金持ち想定で、わざと高く設定している?も違いますね。
③販売の流通経路の違い
⇒これが正解!
都市ガス用のガス機器(コンロや給湯器)の販売は、供給会社では無い場合が多い。
一般的には、”都市ガスショップ”と言われる、販売会社が機器販売をする。
これは、ガスの共有元である、ガス会社と契約をしている会社。
”都市ガスショップ”の主な業務
・ガス機器の販売、取付け工事
・ガス機器の修理
・入居、退去時の手続き
・ガス機器の販売、取付け工事
・ガス機器の修理
・入居、退去時の手続き
上記となる為、ガス自体の販売収益とは無関係となります。
プロパンガス販売店の場合、ガス販売の会社がそのまま、機器販売も実施。
その場合は、ガス機器の販売利益が少なくても、ガス収益が有るからOK。
という感覚での、特価販売をされる会社も有るようです。
一方、都市ガスショップの場合は、機器販売や工事での収益が必須。
なので、ある程度適正利益を含ませて、販売をする事になる。
そのような構造の違いが有る為、”都市ガス用機器”は比較すると高くなる傾向にある。
又、都市ガスの会社によっては、エリアごとにショップの指定をしています。
⇒いわゆる”独占販売”状態。
インターネットの普及がされるまでは、まかり通っていた状況。
現在では、賢い消費者は自身で調べて、”高い”と感じている人も増えています。
給湯器、コンロを安く交換する方法
本題の、”安く交換する方法”。
給湯器もビルトインコンロも、工事が必要じゃない?
良い方法なんて、有るの?
業界に、知り合い等が居ない場合は…
現状は、ネットの活用が一番ですね!
コンロの場合と給湯器の場合では、少し戦略が異なるので、分けて解説!
コンロの場合
ビルトインコンロの場合は、ある程度、規格が決まっています。
・取替えの可否は割と簡単に判別可能
・直接操作する機械なので、出来れば現物確認したい人も多い
・量販店等でも、展示を見れる場合が多い
・量販店対抗で、ガス会社でも安い場合も有る
・直接操作する機械なので、出来れば現物確認したい人も多い
・量販店等でも、展示を見れる場合が多い
・量販店対抗で、ガス会社でも安い場合も有る
上記より、オススメ方法としては、3パターン。
①ガス会社(都市ガスショップ)での購入
②量販店での購入
③ネット通販での購入
<メーカー直販サイト等の参考リンク>
給湯器の場合
給湯器の場合は、種類が多く判断が難しい場合も。
・給湯器は、種類がかなり多数ある
・購入先により、販売価格の幅が大きい
・量販店等では、取り換え可能機種の判別が困難な場合も
・購入先により、販売価格の幅が大きい
・量販店等では、取り換え可能機種の判別が困難な場合も
上記より、オススメ方法としては、2パターン。
①ガス会社(都市ガスショップ)での購入
②ネット通販での購入
この2択だと、どっちがオススメ?
人と状況によりますが、②ネット通販が良いですよ!
給湯器の場合、ネット通販をオススメの理由
・かなりの価格差で、安く購入できる
・対応エリアであれば、工事の心配も無用
給湯器の場合、タイプにもよりますが、定価10万円~50万円くらい。
割引率が10%とか20%変わると、かなりの差額となってくる。
例)定価40万円で20%変われば⇒8万円もの差額!
よって、費用の軽減を検討したい場合は、ネット通販の検討がオススメ!
<給湯器販売の参考リンク>
まとめ
「ネット通販購入」オススメな人
・経済的に、お得に割安に購入したい。
・壊れたタイミングではなく、事前に余裕をもって購入検討する場合。
(最短依頼したい状況では、都市ガスショップが早い)
・自分で調べて、申し込みが苦にならない。
・壊れたタイミングではなく、事前に余裕をもって購入検討する場合。
(最短依頼したい状況では、都市ガスショップが早い)
・自分で調べて、申し込みが苦にならない。
「ネット通販購入」オススメでは無いパターン
・金額が高くてもOK。手間をなるべく削減したい。
・いつも対応してくれるショップの人との、付き合いが有る。
・ネットショップでの、対応可能エリア外。
・いつも対応してくれるショップの人との、付き合いが有る。
・ネットショップでの、対応可能エリア外。
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