衣類乾燥機② 乾太くん!選び方のコツ

かんたくん

ガス衣類乾燥機「乾太くん」

選び方のコツ

ガス衣類乾燥機「乾太くん」の選び方について。

家庭用の機種だけで、5種類も有るのね。
我が家は、どれを選択するのが良いのかしら?

今回は、機種の選択基準について、解説します!

20年以上前、4キロタイプの1機種で発売スタート。

2024年現在では、スタンダードタイプ3種類、デラックスタイプ2種類の合計5種類。

容量はスタンダードが「3キロ」「5キロ」「8キロ」

デラックスタイプは「6キロ」「9キロ」

容量の大きさ、運転時間、ランニングコスト等について解説します!

1.容量の種類と目安量
2.乾燥に必要な時間は?
3.ランニングコスト
4.スタンダードとデラックス、扉の向き
5.まとめ、オススメ機種

容量の種類と目安量

現在販売されている「乾太くん」の容量は5種類

スタンダード:3kg、5kg、8kg、
デラックス :6kg、9kg

〇kgって、脱水後?それとも乾いている状態?

〇kgの表記は、”乾燥後”の衣類の重量目安です。

以下、それぞれの容量ごとの洗濯物の目安表です。

衣類の種類 1枚の重さ
(サイズ)
8kgタイプ 5kgタイプ 3kgタイプ
乾燥可能量 乾燥時間 乾燥可能量 乾燥時間 乾燥可能量 乾燥時間
カッターシャツ 200g 40枚 70分 25枚 45分 15枚 50分
作業着上下 800g 10組 70分 6組 45分 4組 40分
パジャマ上下 500g 16組 80分 10組 50分 6組 55分
タオル 80g 62枚 80分 45枚 60分 30枚 70分
マイヤー毛布 シングル 2枚 80分
シーツ シングル 6枚 95分 4枚 60分

※表の数値は”約”を省略しており、種類により誤差が出ます。

かなり多量の洗濯物が、一度に乾燥できる事が分かります。

しかも、時間がすごく早い!

実際には、様々な種類の洗濯物が混在していて、同時に乾燥したい。
その場合の、イメージを知りたい。

トータル6キロ程度の、洗濯物が以下の写真です!

(画像:リンナイカタログより引用)

最近では、洗濯機も大型化が進んでいます。

ファミリーの場合、8キロ~10キロ程度の大きさが主流。

よって、洗濯物すべてを丸ごと「乾太くん」に任せたい場合は、”8キロ”又は”9キロ”がオススメ!

乾燥に必要な時間は?

前項より、乾燥に必要な時間の目安。

5キロ:約52分
6キロ:約60分
8キロ:約80分
9キロ:約90分

8キロの乾太くんで、5キロ分だけ乾燥すると、どうなるの?
時間や、コストは?

その場合、以下のような動きになります!

例)「8キロ乾太くん」で、5キロのみ乾燥

約50分で、乾燥終了します。

現在販売している「乾太くん」には、衣類の湿りを見張るセンサー搭載

よって、衣類の乾き具合を判別して、運転終了。

無駄に長く運転したり、過剰なランニングコストは発生しません。

正確には、乾き具合を「3つのセンサー」で監視。
●電極センサー
電気抵抗で”衣類の水分量”を検知
●衣類温度サーミスタ
衣類の温度を直接測る検知
●排気温サーミスタ
排出される空気の温度を検知

ランニングコスト

「毎日使っても安心の低コスト」とのカタログ表記。


(リンナイHPより引用)

パワフル温風で短時間乾燥の乾太くん。1回の乾燥コストは5kgで63円、1カ月毎日つかっても約1950円と経済的に使えます。
ガス料金LPG:5.1円/MJ(石油情報センター平成27年度月次データ平均価格(50m3)データの単純平均より)電気料金25.6円/kWh、60Hzの場合(基本料金は加算せず)
条件:実用衣類8kg(綿50%、化繊50%)/脱水度70% RDT-80・標準コース、1日1回使用で算出。リンナイ(株)調べ実用衣類5kg(綿50%、化繊50%)/脱水度70% RDT-54S-SV・標準コース、1日1回使用で算出。リンナイ(株)調べ
↑カタログ、ホームページの記載を転記。

細かい条件表記が有るけど、どういった試算なの?
分かりやすく、教えて。

分かりやすく説明すると、以下のようになります!

(条件)
ガス料金 :プロパンガス 約510円/㎥
電気料金 :25.6円/KWh
この条件下において、
5キロ乾燥 ⇒約63円
8キロ乾燥 ⇒約102円
※都市ガスの場合は(単価にもよるが)
5キロ乾燥 ⇒約40円~50円 くらいのイメージ。
プロパンガスの料金単価510円/㎥は、現実的な単価の範囲。
もっと高い、安い、それぞれ有るので、ご自宅の契約単価チェックを!
コインランドリーを活用する事を考えれば、”かなり安い”コストですね!

スタンダードとデラックス、扉の向き

改めて、ラインナップ確認。

スタンダードタイプ :3キロ、5キロ、8キロ
デラックスタイプ  :6キロ、9キロ

スタンダードタイプと、デラックスタイプの主な違い

デラックスタイプだけの特長

1.フィルターが手前に搭載されている

お手入れとして、唯一必要な部分が「フィルター」。
デラックスタイプは、扉を開けてすぐの入り口下部に搭載されており、お手入れラクラク。
⇒特に、洗濯機上の設置で、高い位置になる場合はオススメ!

2.プラズマクラスターイオン搭載で、衣類ケアコースが充実

プラズマクラスターイオンを含む温風や送風で、衣類のニオイを消臭。
「洗いたくないけど、ニオイだけ取りたい!」な場合に活躍。
花粉を取り除くコースも搭載!
3.静電気低減機能を搭載

乾燥後の衣類は、静電気が発生している場合も。
取り出し口付近に、プラズマクラスターイオンを含んだ風を出して、静電気の低減。
特に冬場は静電気が発生しやすく、効果を発揮します!
4.静音ドラムを搭載
「静音ドラム」が一番分かりにくい機能。
衣類が接触する、ドラム部分を樹脂コーティング。
ファスナー等、金属部分が擦れた際のイヤな異音を抑える
5.ドラム庫内を照らすLEDライト搭載

ドラム内は暗いので、黒い靴下等を見逃しがち。
2023年発売のデラックスタイプは、LEDライド搭載!
6.スマホ連携で、より便利に

乾燥の残り時間の目安、完了通知を受け取れる。
あれば便利な機能!

扉の向き

扉の開く方向は、変更出来た方が、使いやすそう。

右開き、左開きと、変更可能ですよ!

全機種、後から扉の開く方向は、変更可能な設計。

(左開き)

(右開き)

スタンダードタイプ デラックスタイプ
容量 3キロ 5キロ 8キロ 6キロ 9キロ
型式 RDT-31S(A) RDT-54S(A)-SV RDT-80(A) RDT-63 RDT-93
扉方向
組替え変更
出荷時扉方向 左開き 左開き 左開き 左開き 左開き

全機種で、設置後に扉方向の変更可能

業者に設置をお願いする場合、扉方向の希望を伝えて設置してもらいましょう!

まとめ、オススメ機種

個人的には”8キロ”又は”9キロ”がオススメ。

しかし、世帯状況により、状況は異なります。

容量別、オススメパターン。

3キロがオススメ
・単身~2人暮らしで洗濯物の量が少量。
・設置スペースが狭い。
(横幅:約10㎝、高さ:約8㎝程度小さい)
5キロ、6キロがオススメ
単身~ファミリー向けの標準容量。
・なるべく安価⇒スタンダードタイプ。
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・洗濯機上の高い位置への設置
・機能充実、より便利に使用したい⇒デラックスタイプ。
8キロ、9キロがオススメ
ファミリー向け大容量で一度にたくさん乾燥したい。
毛布やシーツも自宅の乾燥機で完結したい。
・なるべく安価⇒スタンダードタイプ。

・洗濯機上の高い位置への設置
・機能充実、より便利に使用したい⇒デラックスタイプ。
8キロ、9キロの大容量を選択するメリットは多数あります。
乾燥物が少ない場合でも、時間やコストが余分に発生する訳でもない。
(乾燥でき次第、ストップする)
設置スペースが確保でき、予算もあうなら、”8キロ”と”9キロ”を断然オススメ!
自分に最適な機種を選択して、快適な「ラク家事」にしていきましょう!

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